シャンボードのフィッティング調整記録! 履き心地の良さを求めてタンパッドやインソールに挑戦

革靴・靴磨き

こんにちは、革靴伝道師として活動しているこひ先生(k_leather_lover)です!

あっという間に6月に。ついこの間、当ブログに2019年始まったぞ~みたいな記事出したと思ったら半年経過しちゃったんですね。

私はこの休日、アニメ好きな入社同期のエンジニアに教わった「キャロル&チューズデイ」という作品を教わり、ネットフリックスで公開分すべてガッツリ見入ってしまいました。

ストーリーは割りとベタな駆け出し歌手の出世物語なのですが、お気に入りポイントは2点。まず「AIが普及した火星」が舞台なのに「アナログかつアコースティックな歌」で勝負するという世界観が素敵な点。

次に映像がガチで綺麗な点。アニメーション会社は詳しくないですが、見た瞬間「アオハルかよ……」て言いたくなる光の加減。とにかく見て欲しい! 絶対見よう!

・・・

今回は履き始めて一年経ったパラブーツのシャンボードについて。もっと履き込むためにフィッティングを向上させたいと思い、色々タンパッドやインソールを購入して試すようになりました。

この記事にシャンボードの調整記録をどんどん更新していければと思います。

■関連記事:
私がパラブーツ シャンボード(Paraboot Chambord)を買うまで

 

パラブーツの見た目の特徴

パラブーツの作りとフィッティングについて、私の素人なりに見解をまとめます。

油分を多く含んだリスレザーと堅牢なノルウェイジャン製法が大きな特徴のこの靴は、登山靴然とした無骨な雰囲気が日本では人気。会社の訪日観光事業に携わるフランス人に聞いたら「本国ではシャンボードより、もっとビジネス寄りなタイプを履く人が多いよ」とのこと。

それは置いておいて、シャンボードは踵まわりがやや大振り。履き込めば履き込むほど緩くなって抜けやすい印象です。

加えて、私の持っているどの革靴よりも甲が高く、踵の抜けを防止するためにガンガン力入れて絞ってもぴったり羽根同士がぎりぎり引っ付いてしまいます。

そもそも私の足は足長があり踵が細いためシャンボードとは相性が良くなさそう。何て言ったって捨て寸が全然ない、ぴっちぴち。ちなみに上記はアシックスで計測したときのデータです。

■関連記事:
パラブーツのシャンボードカフェの経年変化記録! 履き心地から履き皺など状態まとめ

 

パラブーツと私の足の相性を考えてみた

踵の抜けを防ごうと紐をきつく結ぶと、羽根が閉じ切ってしまう。以前は靴下の厚さで調整していましたが、他に良い方法がないかと。

であれば甲をしっかり押さえるためにベロの裏に貼るタンパットと、もう少し高さを作るために中央か前側にインソールを敷いて調整するのはどうかと考え始めました。

素人ではそこまで理論理想できないですが、ざっくり仮説を立てて、自分の好きなフィッティングに近づいているのか遠ざかっているのか試すことはできます。

■関連記事:
革靴にも合うおしゃれなソックスまとめ:見た目と厚さに着目し上手に選ぶコツ

 

パラブーツのフィッティングのため道具を買ってきた

Twitterで色々聞いてみたり自分で調べたりして、自分の仮説に合う商品を買ってきました。

こちらはペダック社のタンパッド。ちなみに革靴は8足持っていますがつけるのは初めて。

次に「てつじ屋」さん監修のインソール「バランスフィット(Balance Fit)」。どんなものかワクワクしています。

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早速入れてみた

まずはタンパッドです。袋から取り出して一枚ずつ貼っていくことにします。

ゆるやかな扇型になっています。広い方が上向き。まずは形を確認。

では絆創膏方式で、シールを剥がしていきます。てい。

慎重に片側だけ貼りつけて、もう半分は内側から剥がしていきます。失敗したくないからね。

貼れたら最後にベロの下に手を入れて支えて、ベロの上からトントンします。左右で5分くらい掛かりました。

この時点で少しだけ羽根が開くように! ただ、もうちょっと改善できるだろうと思い、バランスフィットに移ります。

・・・

緩やかに曲がっている面白い形ですよね。「out side」て指示が書いてあるのでこちらが左足です。

入りづらかったので説明書に従いちょっと前にずらしてみることに。シャンボードとは合わないのかも?と思い、ちょっと焦りました。

本当はテープ止めするのですが、まず数日試してみることにします。問題なかったら止めちゃいます。

 

最後に:今後もフィッティングの追究は続きます

 

次の週にさっそく施術したシャンボードを履いて試してみました! 羽根もかなり余裕があります。

タンパッドって強く紐を結んでも柔らかく包んでくれるので、臨機応変に調整できて良いですね。一方のバランスフィットは前にずらした影響もあってか、アーチをがっつり下支えされている感触!

この日は仕事でインタビューの撮影があり、立ったり座ったり走ったり色々な体制を取りましたが、問題無かったです。この調子で1ヶ月様子を見てみます。

今後も更新していく予定なので、どうぞお楽しみに!

記事で紹介した商品

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