無駄を無くして気持ちをリセット! モノ選びとお手入れ習慣について

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このブログでは革靴を中心に、語りたいことを語るつもりです。

ただ「革靴」はファッションの一部。本来ファッションってトータルコーディネートが前提にあるべきかと思います。

なので今回は「靴」から「ファッション」全般、さらに「モノ選び」とテーマを拡張させます。私のモノ選びとお手入れ習慣についてお話できればと思います。

 

私のモノ選びの基準

普段こういった話をすると、「なんとなく選ぶ」とか「見た目がカッコ良いか」という抽象論になりがちです。

私はこの機会に出来るだけ明確化したく、三つの観点で整理してみました。

機能的観点:自分に本当に必要か。同じ役割のモノが重複しすぎてないか

私は学生時代、衣服を無駄に買い込みました。そして、2,3回着て飽きたり、手持ちと合わせづらくて全然着なかったりした服が何着もありました。

とにかく手当たり次第買うことで、無駄が多い。手持ちとのミスマッチや重複が起きてしまいました。しかし社会人になって、考えを大きく改めました。

トップスは白地やグレー地のシャツにネイビーのジャケット、ボトムスはジーパンやネイビーの綿パンといった、ベーシックで落ち着いた服を押さえました。

そのおかげで、多少派手な革靴を履いても浮かず、どれも捨てずに済んでいます。

質的観点:ある程度の耐久性があり、手入れにより長持ちするか

ファストファッションを否定する気はありませんが、選び方には注意が必要と思います。

ユニクロやH&Mは低価格で服に合わせやすいです。それは間違いない。

ただ、長期間の仲間、パートナーで居られそうか検討が必要です。数年前に某店で買ったセーターは4,5回着用して、襟や首回りがびろびろになりました。(それは泣く泣く廃棄することに。)

複数種類を用意して着用頻度を分散させることで、たしかに服の痛みや劣化は軽減できると思います。ただ、もともとの質はある程度ないと、経済的ではないですよね。

礼節的観点:身だしなみとして、観る人に失礼ではないか

私は自分自身その服装をかっこ良く思う、というより、相手にとって失礼に思われないかを重視しています。

私は普段、WebマーケティングをおこなうIT企業に勤めていて、シャツにパーカーの人も居れば、足元はクロックスの人も居ます。

もちろん、全員がクライアントワークをしている訳ではないので、そういう人たちを全否定しません。

ただ、オフィスには(違う部署であっても)来客があったり、移動中にばったり目上の方にお会いしたりすることはしばしばあります。

そのため私はスニーカーを履くときは、トップスをジャケットと合わせたり、Tシャツスタイルの時は綿パンと革靴を合わせてカジュアルさを押さえたり自分なりに工夫しています。

 

私のお手入れ習慣

上記した機能的、質的、礼節的観点でモノ選びをしていると、少しずつ生活も変わります。

私の場合、それぞれの衣服に役割が明確されたため余分な買い物が減り、買ったもの一つひとつを大事にする力学が働いてきました。

こういったモノを大事にする生活が浸透すると、気持ちが整っていく感覚が次第に生まれました。

革製品のお手入れについて

私は二つのスニーカー、四つの革靴を持っていて、天候やその日の業務内容によってローテーションしています。

手入れは基本的に1足あたり月1なのです。ただ、それぞれの時期をずらしているので大体一週間に一回、お世話する靴が順番にまわってきます。

履き終わったその日に、軽くブラシと布拭きはしていますが、小傷や汚れ、色落ちは完全に防げません。それを週一回の手入れで直していきます。

「イベント設営で机にぶつけた跡がヒールに残っているな」とか、「雨に濡れ過ぎて、土踏まずのところがシミになっている」とか、気づきがあります。

手入れ中はその週の活動を振り返りながら、無心になれるので考えや気持ちが整理されます。

また週明けに綺麗になった靴に足を通すと、なんだか頑張れる気持ちが湧いてきます。これは仲間に肩を叩かれて励まされているような、本当に不思議な感覚です。

衣服の洗濯について

私は社会人になって引っ越しする前まで、恥ずかしいことに、全て洗濯は母親任せでした。

それから洗剤選びや洗濯ネットに気を配るようになり、色の無い白シャツや白Tは丁寧に洗うようになりました。ウタマロなんて買う日が来るとは思いもしなかったです。

シャツはピシっとし過ぎないよう軽く叩いてハンガーにかけ、シワが目立つ場合は丁寧にアイロンをかける。

細かいことを徹底すると、「これなら他人に見られても恥ずかしくない、また来週頑張れるぞ」という心持ちが生まれます。一見すると当たり前ですがやっていなかったので、服との向き合い方を考えるようになりました。

衣服は自分を映す鏡みたいなもので、その向き合い方がもろに外部に出てしまいます。これからも気を遣っていければと思います。

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