BEAMS F(ビームス エフ)で気になった革靴をまとめてみた。まさにヨーロッパのクラシックと現代の融合。

革靴・靴磨き

こんにちは、革靴伝道師として活動しているこひ先生(k_leather_lover)です!

皆さんは革靴を買うとき、どんなお店に行きますか? 百貨店とか直営店とか、いろいろ選択肢があると思います。私は今までセール時の百貨店か、限定品が置かれた時の直営店が中心でした。

今回はそんな私が、大手セレクトショップのBEAMSのレーベル「BEAMS F(ビームス エフ)」の革靴について深掘りしていきます。同ブランドのコンセプトや店舗情報、おすすめの革靴をまとめました。

 

筆者がBEAMS F(ビームス エフ)が気にし始めたきっかけ

私が「BEAMS F(ビームス エフ)」というレーベル名を初めて聞いたのは昨年の秋ごろだったと思います。

Twitterの革靴愛好家のなかで「BEAMS F(ビームス エフ)の革靴が凄い」という主旨のツイートが散見されたためです。

「形の良い、作り込まれた靴だなぁ」と思いながらタイムラインに流れてくるストレートチップを眺めていました。それが初めての出会いだったと思います。

もちろんBEAMSに限らず、大手セレクトショップは普通によく行きますよ。UNITED ARROWSやJOURNAL STANDARD、SHIPSとかとか。ただ失礼ながら、大手セレクトショップは別に革靴を作る専業ではないので「大丈夫なのかな?」と以前は思っていました。

最近はスーツ業界のお株を奪いつつある、セレクトショップのカジュアル系ビジネススタイルですが、その一環で製造された革靴がそんなにも愛好家に刺さるのかと印象的でした。

 

BEAMS F(ビームス エフ)とはどんなブランドなのか

https://www.beams.co.jp/beamsf/

さて、そんなBEAMS F(ビームス エフ)のコンセプトや店舗、その他ソーシャルメディアについてまとめてみました。やっぱり情報がバラバラで見つけづらかったですね……(笑)。

アパレルブランドはレーベルが多くなると何から見てみたら良いか難しいです。いきなり商品ページにランディングしたりするので。

ブランドコンセプト

1978年、“FUTURE”のFをレーベル名に掲げて始まったレーベル。アメリカンカジュアルウェアのBEAMSから、より幅広い世界を展開すべくヨーロッパのクラシックをベースに、常に現代的な解釈を加えたスタンダードを提案しています。着心地と作りの良さを追求した重衣料と、大人のためのエレガントなカジュアルウェアの品揃えで構成されています。

https://www.beams.co.jp/label/

やはり「今日的なカジュアル」を提案するBEAMSとは異なります。

売り場を見ても思いましたが、ドレスシーン寄りで大人らしさや重厚感を強調しているレーベルだと思います。

それ故に革靴もBEAMSのなかで相当凝っているんでしょうね。

店舗の数や場所

関東圏に絞ってご紹介すると下記9店舗です。旗艦店が原宿~北参道にあります。

ちなみに私は二子玉川店によく行きますよ。

東京

関東

公式SNSやWEARなど

 

BEAMS F(ビームス エフ)で見てきた熱い革靴4選

それでは最後に、私が二子玉川店や六本木店で「これはすごい」と感動した同レーベルお気に入りの革靴をご紹介。

個人的には紺色のブレザーや柄のジャケットなど、クラシックなアイテムに合わせたいです。そういうファッションに関心のある方には特にフィットすると思います。

BEAMS Fオリジナル:6アイレット キャップトウ シューズ

https://www.beams.co.jp/item/beamsf/shoes/21320063302/

前述した素材、作りともに素晴らしいストレートチップです。アッパーに使われる革はフランスのアノネイ社。

凛とした佇まいを深ぼってみます。革底には縫い目が隠されたヒドゥンチャネルに、綺麗に絞られたベベルドウェスト。ヒールも小ぶりで、内側に向かいシャープになるフィドルバック。そして当たり前のように半カラス。

いわば「僕の作った最強の既成靴」状態で、これが税込みで5万円で買えるというのだから「BEAMS Fはやばい」と言われても仕方がない。そんな革靴です。

Paraboot / 別注 POE スコッチレザー ダブルモンクストラップシューズ

https://www.beams.co.jp/item/beamsf/shoes/21320071099/

こちらは同レーベル別注のパラブーツポー。黒×シボ革が渋い逸品です。

そもそもパラブーツのダブルモンクは「ウィリアム(WILLIAM)」が想起されがちですが、実は細身で縫い糸が同色にまとまった、大人しめのモデルもあるんですよ(私も履いています)。

パラブーツの代名詞でもある緑タグがあえて取られているドレス向け仕様になっていて、ビジネスシーンでも履きやすくなっています。

CROCKETT & JONES / 別注 MAINE ペブルグレインレザー ローファー

https://www.beams.co.jp/item/beamsf/shoes/21320127502/

こちらは別注クロケットアンドジョーンズのローファー。

このフォルムがやばい。クロケットの定番である「ボストン2(BOSTON2)」をベースにアレンジされた「MAINE(メイン)」という特別なタイプです。こちらの方がボストンよりも細身になっています。

次になんといってもカラー。黒と茶だけでなく、むらっけのある深い焦げ茶にシボの加工を加えた溜息の出るローファーです。

CROCKETT&JONES / 別注 BRIMSTONE カーフ バタフライローファー

https://www.beams.co.jp/item/beamsf/shoes/21320164502/

続いてこちらもクロケットの別注ローファー「BRIMSTONE(ブリムストーン)」です。英国本国で取り扱いが以前あったらしいですが、日本では私は全然見たことがないモデル。

この甲の装飾。二つの羽根が交差したようなデザインが文字通り「バタフライローファー」と呼ばれるわけですね。

二子玉川店の店員さんが履いていて、すれ違い様にガン見してしまいました。本当に色っぽい! カラーバリエーションは黒のみですが、羽根の魅力を見せるのにはこの黒が一番。

 

まとめ

いかがでしたか?

大手ブランドのなかに潜む知られざる(私が知らなかっただけですがw)名レーベル「BEAMS F」をまとめてみました。今回の記事を要約すると下記になります。

  • BEAMS Fは同社のなかでもヨーロッパのクラシックと現代を掛け合わせた大人っぽい商品を展開
  • 店舗も東京の一等地、丸の内や銀座、新宿など構えている
  • 革靴はシックなものが多く、パラブーツやクロケットアンドジョーンズの別注も取り扱っている(とにかく渋いアレンジになるので要チェック!)

ありがとうございました!

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