どうも、こひ先生です。今日は私が月に1、2回行っている出張靴磨きについてご紹介します。
どんなお客さんが、どんな悩みをもって来るのか。また自分の今後の取り組み方について、色々と深ぼってみました。
事前のメール告知が効いた
私の出張靴磨きでは直接集客や場所取りをせず、マッチングを担当する企業さんがやってくれています。
その企業さんは、クライアント企業さんにコンシェルジュサービス(≒従業員さんの身の回りの面倒事の代行)を提供しており、私はゲストの靴磨き担当としてうかがっています。
今回はその会社の担当者さんと一緒に、下記メルマガを配信しました。
15分で、あなたのその靴が生まれ変わる!?
革靴伝道師・小東真人による出張靴磨きイベント
ソーシャルメディアラボ編集長としてSNSマーケティングに携わりながら、「若者が革靴を履くきっかけを作りたい」というライフワークのために複業で出張靴磨き屋としても活躍している小東真人さんをお迎えして、靴磨きイベントを開催します。この機会に、革靴の愛好家に学んで靴磨きの極意に触れてみませんか。
女性用の革靴も承ります(黒と茶の本革に限定)。
おかげさまで、メール配信直後に7つの予約枠が一瞬で埋まるほど盛況でした。
どんな革靴が集まったか
今回行ったところは、就職を志望する学生さんも多そうな、誰でも知っている大手広告代理店の某社さん。
営業から企画まで色々な職種の方がいらっしゃいましたが、どれも良い革靴をお持ちでした。
- ジョンロブ、Uチップ
- リーガル、ガラスレザーのウィングチップ
- トリッカーズ、ウィングチップのカントリーブーツ など
「いつもは近場の靴磨き店にお任せする」という方や「道具は持っているけどやり方が分からない」という方がいらっしゃいました。
意外なニーズも発見できた
今回は「靴磨き、というより、自分で手入れする時のノウハウを聞きたい」という方がいらっしゃいました。
- ガラスレザーの手入れはどうすべきか?
- ステッチ入りの革靴の手入れはどうすべきか?
- シューキーパーは安くてそれなりに良いものは無いか?
- 年に一度、都内で一気に修理に出したいが、どこが良いか?
たしかに興味ない方にとっては、細か過ぎていちいち調べるのは面倒くさそう。
まさかの無印シューキーパーが会話の役に立った
ちなみに、リーガルに入れてるけど、悪くはないよ pic.twitter.com/6MxUlIflcD
— こひ先生 @革靴伝道師 (@k_leather_lover) 2019年2月8日
その方には、私の買ったことのあるケア用品について使い心地を感想をお伝えし、道具やお店の写真や連絡先を共有しました。
今後について
これまでの気づき
本日もいっぱい磨きました。
ありがとうございました #出張靴磨き pic.twitter.com/wW6Pm7bAeh
— こひ先生 @革靴伝道師 (@k_leather_lover) 2019年2月8日
やはり現場に出ると、お客さんのリアルな悩みが聞けて参考になります。出張靴磨きを始めて分かったことですが、皆さん意外にケア道具は持っている。
まあ、わざわざ磨かれに来てくれるわけですからね。関心はあるのでしょう。
けれど、道具の使い方は分からなかったり習慣化できなかったり、慣れる途中に障壁があるみたいです。そこから「もうお店でいいや…」「お店すら面倒くさいな…」と離脱するのでしょうね。
これからやりたいこと
先日、本業のビジネスでお世話になっている恩師の方から、私の靴磨き活動に関して叱咤激励をもらいました。
●複業でリスクを取るチャレンジしたか?
・売る場所を考えて、場所借りて、自分で何人も客を掴んだり
・「靴磨き券」的なものを作り、メーカーが同梱して販売する座組にしたり
・靴磨きの弟子に、場所を渡して、自分は店舗作りに走ったり⇒「革靴人口を増やす」目標に対してレバレッジ効くことしろ
— 小東真人(こひ) @靴磨くマーケター (@gxsoc_kohigashi) 2019年2月8日
「革靴人口を増やす」というミッションを掲げるうえで、もっと広範囲の影響を与えられる活動(=多くの人にサービス提供できる状態)を考えるべき、と言われました。
言われて、納得感はありました。集客から値付け、サービスのブラッシュアップまで自分で行い、最もたくさん革靴と靴磨き文化を広めたい。
そうなると、出張先で「時間枠」を設けてもらうより、自分で場所代を負って客数を増やしてペイできるシステムを作るのが、ミッション的にもビジネス的にも理想です。
もちろん今のやり方も楽しくて好きなのですが、このように「革靴人口を増やす」という目標の実現に向けて、サービスのかたちや届け方を真剣に考える一年にしたいと再認識しました。