最近、朝の運動の一環として自宅で簡単にできる筋トレにハマってしまいました。
1年前は普通の腕立てすらまともにできなかった状態から、プッシュアップバー(専用の台)を使いながらさらにソファーの上から高さを付けて腕立てするように。
なんか強くなった pic.twitter.com/c7s1PencEQ
— 小東真人(こひ) @靴磨くマーケター (@gxsoc_kohigashi) 2019年6月25日
IT企業でリモートワークが可能な筆者ですが、自宅作業の日にできるだけ「いきなりステーキ」で高タンパクを採りまくってます(筋肉とともに脂肪もついてお腹ぷよぷよ)。
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それにしても雨が最近ひどいですね。今年の梅雨は例年よりちょっと長いんでしょうか?
あまりに雨が続くので自分の普段取り入れている、ずぼらな人でもできそうな足元の雨対策を簡単にご紹介します!
雨の日に革靴を履く前にできる対策
まずは革靴を履く前に行う対策です。
私は雨が降っても降らなくても下記を実行しているのですが(笑)、革靴に特に興味ない人でも比較的採り入れやすい手法を紹介します。
【3分】ワックスで革表面を軽く覆う(※スムースレザーに限る)
最初にワックスで表面をコーティングして防水効果を最大化する方法です。ワックスはロウによって光らせる役割だけでなく汚れや水分を弾く役割があります。
市販の缶ワックスで大丈夫です。この場合ガチガチに固くなっていない方が使いやすいですよ。
まず簡単に布か指にとってアッパーにちょんちょんと置いていきます。
次に馬毛ブラシでこすって散らせます。隅々に広げるイメージです。
最後にグローブかストッキング、最悪きれいな布切れで表面を滑らかにすれば完成。これで革に水滴がついても弾いてくれます。
【1分】防水スプレーをかける
こちらは初歩的ですが意外に忘れがちな、スプレーによる防水(防塵にも)です。革靴以外に鞄やコートにも使えるので一本あると使いまわせて良いですよ。
使い方は30cmほど離してスプレーするだけ(※ガスなので締め切った部屋では気を付けて下さい)。
注意点として革靴の表面が少々曇ります。外に履いて行けば自ずと曇るどころか汚れるのですが、気にする人は鏡面部分を避けた方が良いですね。
雨の日に革靴を履いた後にできること
【1分】帰宅後すぐに乾拭きする
別記事「【帰宅後1分間】超簡単、革靴のお手入れ習慣! 初心者から玄人まで実践すべきケア方法まとめ」でも書きましたが、家について1分でほこり落としと拭き掃除をお勧めします。
水滴を拭き取らないとドンドン革に入ってシミになってしまうからです。
ちなみに私の家には玄関の台にダンボール紙と汚れても良いハンカチ、馬毛ブラシが常駐してあります。
【2分】乾いたシューツリーか乾燥材を適宜入れる
乾拭き後にシューツリーを入れるのですが、雨の日が続くとシューツリーすら若干湿気っていたりします。
特に木製のシューツリーは形を整えるのに加えて、靴内部の水分を吸収して乾燥させる役割があります。なので大元が濡れていたら仕事が十分に果たせないんです。
時たまローテの都合上、木が湿気を吸いまくって危ういことも。
そこで上記のようなシリカゲル入りの乾燥パックを用意。
私はぶっちゃけ乾燥材のブランドにこだわりは無く、あるなら100均でも正直良いかとは思いますね。
明らかにシューツリーだけで乾燥させられないほど革靴がぐっしょり濡れてしまったら、このように乾燥材を入れます。
このタイプは乾燥具合が「再生シグナル」の色で判別できるみたい。
注意点:濡れた革靴は靴箱に入れず、まず乾燥させる
濡れた革靴は中も外も湿気を放出して乾燥させる必要があります。そうしないとカビの原因になります。
なので基本的に天候にかからわず、風通しの良くするためシューズラックを買ってそこに掛けることをお勧めします。
余談:雨の日に革靴を履く必要があるか考えてみる
こちらは完全に余談なのですが、そもそも履かない選択肢があるなら雨の日に革靴にはしません。
たとえば私の場合、革は革でもスエードのスニーカーを履いたりしています。
とはいえ、スニーカーではどうしてもラフ過ぎる場合もありますし、業種職種によっては毎日革靴という人もいるでしょう。
そんな方は雨の日に強い紳士靴が一足あると良いかもしれません。私はパラブーツのシャンボードという油分の多くて雨に強い革靴を持っています。
カジュアルでも良いならクラークスのサンドスエードの「デザートブーツ」とかも行けそう。
もっとビジネス向けなら革靴ファン御用達のスコッチグレイン「シャインオアレイン」やリーガルのゴアテックス搭載モデルが良いですね(販売員時代、梅雨に売れた)。
雨の日対策のまとめ
いかがでしたか? 雨の日にも特別手の凝ったケアは不要だと分かってもらえたかと思います。
本記事をまとめると下記になります。
- 雨の日には脱ぎ履きの前後数分で行える簡単なケアがある
- スプレーや乾燥材は持っておくと良いが、ワックスやシューツリーは普段通りのものでOK
- ただ、そもそも革靴を雨に濡らさない、もしくは濡らしても良いタイプを履くことも要検討
以上です。いやー梅雨が続いてますが、あと1週間ほど一緒に乗り切りましょう!