こひ先生がガチ先生に! 靴作りの未来を担う学生にマーケティングを教えるの巻。

出張靴磨き・複業
こひ(筆者)
こひ(筆者)
こんにちは、革靴伝道師として活動しているこひ先生(@k_leather_lover)です!

朝起きると気温が10度を下回り、そろそろステンカラーコートやダウンジャケットが必要になってきましたね。

私の住む神奈川県でもとうとう最高気温が一桁になり、本格的な冬の到来を感じます。

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たまに当ブログでも紹介していますが、私はSNSマーケティングの支援会社にいます。

複業の革靴活動で今回ご縁があり、専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジさんにて「プロモーション」に関する授業を1コマ持たせていただきました!

学生に向けて講演する機会は今までありましたが、今回の受講者は初「靴作りに携わる方々」でした。なので、いっそう気合い入りましたよ(笑)。

この記事では、簡単に当日の様子をご紹介します。

 

イベント概要

結構奥行のある教室でちょっと緊張する私の図

11月中旬。渋谷にある専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジさんの「シューズコース」3年生の科に在籍する20名程度のクラスで、授業を行いました。

 

シューメーカーコース

さまざまな靴のデザイン・制作技術を中心に、マテリアル(素材学) 、フット(足学) 、ラスト(木型)、マーケティングなど、シュークリエーションに必要な基礎知識を体系的に学んでいきます。トラディショナルシューズ、ファッションシューズ、スニーカーなど、特性の異なる靴それぞれについての見識を深めると同時に、それらの境界に捉われない広い視野をもったシューメーカーを目指します。
https://www.hikohiko.jp/shoes

 

私は本業がSNSを活用したマーケティング支援のお仕事なので、「プロモーション」については得意分野。90分間授業を行いました。

今回、半年前に別に革靴のイベントの座談会でお会いした同校のご担当者様から登壇依頼をいただき、実施する運びとなりました。

 

当日お話したこと

授業は全体90分もお時間をいただきました。内訳はスライドを使った解説が70分、質疑応答が20分程度。

授業のテーマが「プロモーション」だったので、マーケティングにおけるプロモーションの定義や今のトレンド、小規模ビジネスの小売や製造業の事例をできる限り丁寧に解説しました。

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プロモーションはあくまでマーケティング諸活動のひとつであり、専門家が多く、協働が求められる難しい分野だと強調しました。

ドラマ「おっさんずラブ」の登場人物を引き合いに出して、「でも実際は、関係者の年齢が違うために話しが通じづらかったりするよね」といった補足もしました(笑)。

違うのは当たり前、なぜならスマホの出現で個人の時間の使い方が大きく変わり、好きな情報を好きな場所、時間で消費できるようになったから、という現状をデータを踏まえて解説。

またインターネットの進化やSNSの普及で、モノを買うときの行動がどれだけ変わったかのか、今と昔の違いを段階的に伝えていきました。

この後はプロダクトの質の良さだけでなく、今では商品周辺の世界観が差別化の材料になっている点や購買体験の全体が売り物になっている点(=サービス・ドミナント・ロジック)を補足。

最後の最後に、おまけとして「私はSNSを使い、何をどうプロモーションしたのか?」というテーマでお話しました。

 

最後に

今回は聞き手が将来靴作りに携わる学生さんということで、独自の講演資料を数か月前から作り込んでいました。

結果、参加者の皆さんからたくさんの質問やコメントをいただき、(肝心のアンケートは結果待ちですが)非常に有意義な時間を過ごせたと自負しています!

改めて本業で学んだことを大好きな革靴業界の従事者に、こうした場でお伝えできるのは貴重な機会ですね。緊張しましたが、価値提供できたことは嬉しかったです。

今後も本業も複業も、ともに頑張っていきますので、どうか応援をよろしくお願いいたします!

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